マツダ、ケダ州で低燃費自動車の国内組立生産開始

エマージング・マーケット 東南アジア
いのこむの車両組立て工場
いのこむの車両組立て工場 全 1 枚 拡大写真

マツダは、ケダ州クリムにあるイノコムの工場に1億リンギを投資しており、4月に低燃費自動車(EEV)の国内組立生産(CKD)を開始する。

7日から3日間クアラルンプールで開催された国際自動車産業見本市に出席したマレーシア自動車研究所(MAI)のマダニ・サハリ最高経営責任者(CEO)が明らかにした。マツダが工場で生産する自動車は「SKYACTIV技術」を初めて全面搭載した車種となる。コスト削減を図り部品の50%を国内で調達する予定だ。今年生産するのは1車種で、来年は2車種にする計画だという。

マダニCEOはマレーシアでは2020年までに約200万台の電気自動車やハイブリッド自動車が出回るとの見解を示した。アジア太平洋内での電気自動車の販売台数は、向こう5年で140万台となると予想されているとコメント。プロトンが向こう2年でEEVの生産を開始することから、マレーシアでは国産のEEV車の購入も可能になると述べた。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  6. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  7. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  8. 三菱『アウトランダー』に初のオフロード仕様!「トレイルエディション」米2025年モデルに
  9. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  10. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る