アルピーヌ、ルマン24時間耐久レース参戦へ

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アルピーヌのルマン参戦マシンの予告イメージ
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フランスの名門ブランドで、ルノー傘下のアルピーヌは3月8日、アルピーヌ ブランドが2013年のルマン24時間耐久レースに参戦すると発表した。

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アルピーヌ社は1956年、フランスに設立。当初はルノー車を改造してモータースポーツに参戦していた。1962年に発表したアルピーヌ『A110』がラリーで大活躍し、アルピーヌの名は一躍有名に。1973年にはルノーの傘下に入り、現在は「ルノースポール」各車を生産している。

現在、ブランドとしてのアルピーヌは休止状態。しかし、ルノーは2012年5月下旬、モナコでコンセプトカーのアルピーヌ『A110‐50』を初公開。同ブランド復活に向けて動き出した。

そのような動きを経て今回、アルピーヌはルマン参戦計画を公表。2012年11月、ルノーは英国のスポーツカーメーカー、ケータハムと、スポーツカーを共同開発することで提携を結んでおり、2016年にスポーツカーを市販する予定。ルマン参戦は、新型スポーツカーの発売に向けて、ブランドイメージを再構築するのが狙いだという。

アルピーヌは、2013年のルマン24時間耐久レースの他に、欧州ルマンシリーズにも参戦する計画。ルノーのカルロス・タバレスCOOは、「アルピーヌは2013年、ルマン24時間レースに復帰する。これは新たな冒険の始まりだ」とコメント。

なおアルピーヌは、マシンのティーザーイメージを1点、公開している。

《森脇稔》

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