1-2月のVWブランド世界乗用車販売、9.1%増

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フォルクスワーゲン パサート(北米仕様)
フォルクスワーゲン パサート(北米仕様) 全 3 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループは3月11日、1-2月のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は89万3400台。前年同期比は9.1%増と、引き続きプラスを維持した。

市場別販売は、最大市場の中国(香港を含む)が前年同期比30.6%増の39万2300台。中国を含めたアジア太平洋地域では、27.7%増の42万5500台以上を売り上げる。

また北米は、前年同期比8.2%増の9万0300台。このうち米国は、北米専用セダンの新型『パサート』の好調により、4.7%増の6万0500台を販売した。

引き続き好調なのが、ロシア。1-2月実績は、前年同期比8.7%増の2万2500台。一方、信用不安が続く欧州は、前年同期比8%減の23万1600台にとどまった。地元ドイツも9.4%減の7万7000台と、前年実績を割り込む。

フォルクスワーゲンブランド(乗用車)の2月単月の世界新車販売は、前年同月比0.4%増の40万1400台以上。同社のクリスティアン・クリングラー営業担当取締役は、「2月も欧州の一部市場では不確かな状況が続いているが、フォルクスワーゲンブランドは厳しい競争に負けていない」とコメントしている。

《森脇稔》

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