スペインのGTAモータースは3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、GTA『スパーノ』(SPANO)の改良モデルをワールドプレミアした。
GTAスパーノは、2009年4月に発表。8.4リットルV型10気筒スーパーチャージャーをミッドシップにレイアウト。最大出力780ps、最大トルク93.8kgmという驚異的なパワー&トルクを発揮するスペイン初のスーパーカーだ。バイオエタノールにも対応しており、この時の最大出力は840psに到達する。
GTAモータースは今回、ジュネーブモーターショー13において、GTAスパーノの改良モデルを初公開。8.4リットルV10スーパーチャージャーは、最大出力が900ps、最大トルクが1000Nm(102kgm)へ引き上げられた。
シャシーやボディにはケブラー、カーボンファイバー、チタニウムなど、軽量素材をふんだんに使用し、車重は1350kg。トランスミッションは、パドルシフト付き7速シーケンシャル。GTAスパーノは0-100km/h加速3秒以下、最高速350km/hオーバーという世界屈指のパフォーマンスを実現する。
インテリアは、ゴールドをアクセントに配したのが目を引く。なおGTAスパーノは、99台が限定生産される予定だ。