【三菱 アウトランダー PHEV 発表】フル充電にしないのは無駄にエンジンを回さないため

自動車 ニューモデル 新型車
三菱・アウトランダー PHEV
三菱・アウトランダー PHEV 全 12 枚 拡大写真

三菱から『アウトランダーPHEV』が発売された。このPHEVシステムがアウトランダーに採用された理由は2つあるという。

まずひとつは、「三菱のメーカーイメージとして、SUVと四駆というものがあり、それにふさわしいモデルがアウトランダーだったのです」と同車試乗会にて話すのは、商品戦略本部C&D-seg商品開発プロジェクトの佐藤大輔さん。

そして、「アウトランダーを開発しているタイミングと、EVグループの技術者からの技術提案がほぼ同じタイミングになったことから、このクルマでの採用となりました」と述べる。

アウトランダーPHEVは、フル充電の場合、最大60kmのモーター走行が可能だ。これは、「一般の人が1日で走る距離に相当しています」とする。

その充電に関して、佐藤さんはエンジンでの充電は8割程度に抑えていると話す。「携帯電話の電池の充電も同様ですが、8割程度まではすぐに出来ますが、残りの2割は非常に時間がかかるのです。従って、8割程度で抑えるようにして、無駄にエンジンを回さないようにしているのです」と語った

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る