【ATTT13】トヨタ友山常務、i-ROAD「電動化とIT化が生み出した全く新しいモビリティ」
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友山常務は講演で「i-ROADは全幅85cm、全長が2m30cmというバイク並みの大きさの2人乗りのEV。幅が狭いので街中での駐車スペースとか、車線を占有しないということで渋滞の解消には、もってこいのEV(電気自動車)」と紹介。
また「この幅で安定したコーナリングを実現するために速度とコーナーの曲率に応じて左右の前輪が上下し、適切な傾斜角をもつように制御されている。ちなみにステアは後輪1輪操舵。この新技術により車並みの安定感、バイクの軽快感を持つ非常に格好良いEVになった」とも強調した。
さらに「近未来のモビリティを考えると、限りなくコンパクトで、そしてスマート。いわゆるモビルスーツみたいなものにしたいというのが、私の個人的な思い。そういう思いも踏まえて、ジュネーブのモーターショーで超小型EVのi-ROADを発表した」と語った。
《小松哲也》