本田技研工業は3月14日、『オデッセイ』など計4車種のVSAモジュレータに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、オデッセイのほか、『エリシオン』『ステップワゴン』『レジェンド』で、2004年4月14日~2006年5月11日に製作された5万6839台。
VSA(車両挙動安定化制御システム)制御ユニット内の酸化被膜進行により、ブレーキペダルの踏み込み量を検知するセンサーが誤作動を起こして意図しないブレーキアシストが作動し、制動灯が点灯せずに突然ブレーキが作動するおそれがある。
全車両、VSAモジュレータ制御ユニットにコンデンサ付の配線を追加する。
不具合発生件数は17件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。