英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーチンは3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、『センテナリー・エディション・ヴァンキッシュ』を初公開した。
センテナリー・エディション・ヴァンキッシュは、アストンマーチンの創業100周年を祝う記念モデル。『ヴァンキッシュ』をベースに開発された同車は、世界限定100台がリリースされる。
ボディカラーは、特別なツートン塗装。深みのあるシルバーを基本に、ルーフを黒でコーディネートした。ルーフからフロントウィンドウ、そしてボンネット中央へと、ブラックカラーがフェードアウトするように仕上げられているのが特徴だ。アストンマーチンによると、この塗装には、通常よりも18時間多い68時間を要するという。
インテリアは、「ディープソフトブラック」と呼ばれるスペシャルレザー仕上げ。これは、世界限定77台が発売された『One-77』だけに用意されたアイテムである。
パフォーマンスに変更はない。エンジンは、自然吸気6.0リットルV型12気筒ガソリン。最大出力は573ps/6750rpm、最大トルクは63.2kgm/5500rpmを発生する。0-100km/h加速4.1秒、最高速295km/hの実力だ。