インディカーシリーズ最終テスト、佐藤琢磨は総合7番手

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佐藤琢磨(A.J. フォイト レーシング)
佐藤琢磨(A.J. フォイト レーシング) 全 4 枚 拡大写真

米アラバマ州のバーバー・モータースポーツパークで、インディカー・シリーズのオープンテストが、3月12日・13日の2日間にわたって開催された。

4週間後に迫ったシリーズの第2戦が実際に開催されるサーキットということもあって、集まった26台のマシン、28人のドライバーたちは熱のこもった走り込みを重ねた。

冬の間にコース路面の補修をしたアラバマのコースでは、ルーキーを含む28選手全員が、昨シーズンのポールポジションを獲得した選手のタイムを上回った。路面のグリップが向上したことや、2シーズン目を迎えたV6ターボエンジンがよりパワフルになり、各チームのマシンセッティングもよくなっていることなどから、大幅なスピードアップとなった。

テストに参加したチーム、そしてドライバーは2日間で十分に走り込み、その中からジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)が、総合3番手となる1分07秒4996のベストラップをマーク。そして、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が1分07秒6872で6番手に入った。

今シーズンはチームを移籍してフルシーズンを戦う佐藤琢磨(A.J. フォイト レーシング)は、2日目の走行終了間際、午後のプラクティスセッションで5番手タイムとなる1分07秒7534を記録し、2日間の総合では7番手に食い込んだ。テスト終了が迫る中、予選のようなアタックを敢行し、ミスのないドライビングで自己ベストを大幅に更新した。走行初日はベストが1分8秒台で、順位も19番手と芳しくなかったが、2日目にマシンセッティングを一気によくすることに成功し、開幕に向けて勢いを手に入れた。

《纐纈敏也@DAYS》

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