初音ミク仕様でマン島TTレースに参戦...国内初のEVマシン開発「MIRAI」

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昨年の参戦マシン「TT零11」
昨年の参戦マシン「TT零11」 全 2 枚 拡大写真

EV開発の「MIRAI」(愛知県一宮市)が、今年もマン島TTレースに参戦する。岸本吉広社長は2011年に、日本で初めて同レースの電動バイククラス「TT Zero Challenge」に挑んだ草分け。今回で3年連続の挑戦は初音ミク仕様だ。

マン島TTレースは5月31日~6月8日にイギリス海外領土マン島で行われる1904年から続く公道レース。

チーム代表でもある岸本氏は、電動バイクやカーケミカル用品の「プロスタッフ」に在籍した岸本氏は、11年同社の「Team Prozza(チームプロッツァ)」の一員として初参戦。翌年、EVレーサーを開発する専門会社として「MIRAI」を立ち上げ、EVレース専門で挑んでいる。

チームは昨年に引き続き、Koen Matthys率いるレースコンサルタントブランド「KOMATTI」との共同で「KOMATTI-MIRAI RACING」を編成。マシンをモーターの冷却能力を向上させた「TT零13」に進化させ、途中リタイヤとなった昨年の雪辱を果たす。

マシンのカラーリングは、初音ミクのキャラクターでレース展開を図るグッドスマイルレーシングとのコラボレーション。初音ミクがEVバイクを大胆に包み込むユニークなものになりそうだ。

ライダーはTTレースのガソリンエンジン部門でもに経験豊かな松下ヨシナリ選手。

「やるからには少しでも上を狙う」と、岸本氏は意気込みを語った。

19日、岸本氏は、参戦の経緯と注目のニューマシンの初披露を「アキバモーターショーCafe トークライブ」(東京・秋葉原UDXビルオープンカレッジ)で行う。

《中島みなみ》

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