JX日鉱日石、バリウムフリーのさび止め油を発売

自動車 ビジネス 国内マーケット
JX日鉱日石エネルギーロゴマーク
JX日鉱日石エネルギーロゴマーク 全 1 枚 拡大写真

JX日鉱日石エネルギーは、バリウム系添加剤無添加さび止め油「アンチラストテラミ」シリーズの新製品「アンチラストテラミ LS-W」を発売した。

新製品は、他のさびの原因である「水溶液」を除去する性能と、長期さび止め性能を両立させたさび止め油。「洗浄」と「さび止め」の二工程を一元化することが可能となり、防錆処理の効率化を図ることができる。また、工程の簡素化や設置スペースなどの都合から、一工程で防錆処理を行なっているケースにおいても、鉄鋼製品の品質を向上することができる。

多くのさび止め油には、バリウム系添加剤が使用されており、特定のバリウム化合物については、環境などへの影響が懸念されることから、海外においてはバリウムに関する規制の強化や、自主的にバリウム系さび止め油の使用を制限するなどの動きが見られている。

「アンチラストテラミ」シリーズは、バリウム系添加物を含有しておらず、このような規制地域(国)への輸出製品にも使用できるとともに、将来規制が強化された場合でも、継続して使用が可能となる。

《村尾純司@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る