優勝
キミ・ライコネン(ロータス)
「2ストップが当初からの作戦で、ピットストップのタイミングが読み難い開幕戦なのに、非常に良いタイミングでこなすことができた。プラン通りに実行したら見事に大当たりだったということだ。タイヤの温存に努めたのは確かだが、速く走ろうと思えばそれもできたと思う」
「人生で最も楽に勝てたレースだった。この先のシーズンもこういうことが何回もあるとありがたいね」
「今の気分は上々だけど、まだ1戦を終えただけだから、目標や仕事の進め方を変えるようなことにはならないよ。この勝利はうれしいけど、チャンピオンシップを手に入れるまでには、まだまだ沢山やるべきことがある」
2位
フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
「本当にすばらしいレースだったよ。最初から最後まで戦いの連続だった。すべてのラップで本当に楽しむことが出来た。最後が優勝でなかったのは少し悲しいけれど、アルバートパークのキミとロータスはあまりにも見事だったから、素直に祝福すべきだと思っている」
「ロータスのストラテジーと2ストップを可能にしたキミのドライビングは見事だった。彼らのストラテジーを分析して、次のウィークエンドまでの4日間で備えるのは大変なことだ。でもこのレースを終えて僕は非常に満足している。2年前、そして去年の開幕戦での苦労と比べれば、今年はまったく状況が違う。われわれはそれなりに楽観している」
3位
セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
「今日は十分に満足して良いはずだ。もっと上が欲しかったことは事実だし、ポールポジションからスタートしたなら優勝したいのは確かだけどね。僕自身はまったく心配はしていない。時には自分より速い相手がいることも受け入れないとね。今日のレースでは、僕たちのスピードは3番目だったということだ」
「スタートは好調で最初の2~3周も良かったんだけど、タイヤがあっという間に駄目になった。他のチームに比べても僕たちのタイヤのライフは悪かったと思う。ピットストップでフェルナンド(アロンソ)に先に行かれたのは知っていたが、ライコネンまでは正直注意していなかった。いつの間に前に出られたのか良くわからないんだ。この点は少しだけ予想外だった」
「今日の結果は喜んで受け入れるべきだろう。十分なポイントも手に入れたのだし、タイヤは厄介だったけど楽しいレースだったし、ポディウムに立ててうれしかったしね」