2月のロシア新車販売、2%増と低成長

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ルノー(ダチア)ダスター
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欧州ビジネス評議会(AEB)は3月11日、2月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は、21万0666台。前年同月比は2%増と、4か月連続でひと桁台の低成長だ。

ブランド別トップはロシア自動車大手、アフトワズの乗用車ブランド「ラーダ」。2月は3万6910台を売り上げ、前年同月比は0.4%増と、5か月連続で前年実績を上回った。販売の主力は『Granta』で、前年同月の2倍以上の1万2207台を販売する。

2位は、4か月連続でルノー。2月は、前年同月比19%増の1万5300台を販売した。新たに投入された『ダスター』が、5964台と支持された。

3位は、韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズ。2月は1万4094台を販売。前年同月比は7%増と、3か月連続のプラス。コンパクトカーの新型『リオ』が、11%増の6768台と、2か月ぶりに増加した。

4位はヒュンダイモーター。その販売台数は1万4703台で、前年同月比は8%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。小型セダンの『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が、前年同月比9%減の8425台と、2か月ぶりの前年割れ。

5位は日産で、前年同月比8%減の1万3126台。そんな中、SUVの『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)は、31%増の3704台と伸びた。

6位はGMのシボレー。その販売台数は1万3023台にとどまり、前年同月比は1%減と3か月連続の前年割れ。SUVの『ニーバ』が11%減の4274台と6か月連続で減少。この穴を埋めたのが小型セダンの『クルーズ』で、6%増の3735台を売り上げている。

7位はフォルクスワーゲン。その販売台数は1万2500台で、前年同月比は10%増と、2か月連続で前年実績を上回った。主力の『ポロ』が5056台を売り上げ、前年同月比は4%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

《森脇稔》

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