単独事故後に徒歩で高速道を横断の男性、はねられ死亡

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17日午後1時5分ごろ、熊本県熊本市北区内の九州自動車道上り線で、本線上を徒歩で横断していた男性に対し、大型トラックが衝突する事故が起きた。男性は即死。下り車線側で単独事故を起こした後、中央分離帯を乗り越えて横断していたとみられる。

熊本県警・高速隊によると、現場は熊本市北区植木町付近で片側2車線の直線区間。宇土市内に在住する28歳の男性は下り線を走行する乗用車を運転していたが、植木インターチェンジ料金所へ向かうランプウェイとの間に設置されていたクッションドラムに衝突。その弾みで横転した。

この事故で乗用車に同乗していた26歳の女性と、生後2か月の男児が軽傷を負ったが、男性は自力で車外に脱出後に徒歩で本線を横断。そのまま中央分離帯を乗り越え、上り車線側に出た直後、第2車線を走行してきた乗用車と接触。転倒したところ、その後ろから進行してきた大型トラックにはねられたものとみられる。

男性は全身を強打して即死。後の調べで熊本県警・宇城署員であることも判明した。警察は乗用車とトラックの運転者から自動車運転過失致死容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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