スバル フォレスター、新搭載の X-MODEを雪上で実力検証

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スバル フォレスター 新搭載の X-MODEを雪上で実力検証
スバル フォレスター 新搭載の X-MODEを雪上で実力検証 全 20 枚 拡大写真

富士重工業は、新型『フォレスター』をはじめとするスバルAWD車の走破性を雪上で体感できるイベント「SUBARU SUV Snow Meeting」を開催。プレス向けの試乗も行なわれ、雪上における新型フォレスターの走破性を体感できた。

【画像全20枚】

3月2日と3日の2日間、群馬県にある川場スキー場で行なわれた同イベントは、一般向けに企画されたもので、参加者は特設コースでの試乗のほか、ラリードライバーの鎌田卓麻選手によるデモ走行を見学することができたのだが、残念ながら取材の2日は天候が悪化してしまい鎌田選手のデモ走行は中止となってしまった。

イベント会場には、パイロンが並べられた特設コースが用意され、実際に取材陣もフォレスターの走破性を体感することが出来た。特設コースは、フラットな路面ではなく積雪が深かったため凸凹、コースを走行すると上下にバウンドするような感じのコンディションで、通常の車高であるレガシィであるとスタックしてしまうレベル。

新型フォレスターには、こういった悪路走行用に用意された走行モード「X-MODE」採用されている。エンジン・トランスミッション・AWD・VDCを統合制御するシステムで、雪道での発進時などタイヤが空転してしまい脱出が難しい状況でも、4輪の駆動力やブレーキなどをコントロールすることで、スムーズな脱出を実現するという。

フォレスターで特設コースを走行してみると、X-MODEをOFFでも問題なく走破できてしまったのだが、X-MODEをONにすることで、雪が深い場所での発進時の脱出にかかる時間が短くなり、さらにはパイロンを左右にぬって走るといった状況でも、無駄なタイヤの空転を抑えているのでコントロール性も向上しているように感じた。

また、X-MODEでは、下り坂などで車速が急に上がってしまうような場面で「ヒルディセントコントロール」が作動するのだが、結構な傾斜があるスキー場の駐車場入り口からゲレンデに向かう連絡路に場所を移して試してみた。

路面には積雪があり一部は凍結していて滑りやすいので、ABS付きの車であってもラフな操作をすると車の姿勢を乱してしまう恐れがあるので、慎重な運転が求められる状況。こういった状況においては、X-MODEをONにすることで常に一定の車速を維持して下ることができる。

車速の設定はアクセルとブレーキで任意の車速(20km/hまで)に合わせることができ、下りながらカーブを曲がる時でもハンドル操作に集中することができる。もう少し傾斜がきついといった過酷な状況になっても、X-MODEを活用することでステアリング操作に集中することができ、安心して下り坂を走行することが可能となる。

この「X-MODE」が秀逸なのは、センサー等の新たなハードを用意して成立させたのではなく、既にあるエンジン・トランスミッション・AWD・VDCを制御するコンピュータープログラムとなるソフトウェアの工夫だけで成立させていること。雪道に慣れないドライバーにとっては頼りになる機能になるに違いない。

同社の運転支援システム「アイサイト」も画像認識技術部分となるソフトウェアの優秀さで業界を一歩リードしていることを考えると、クルマもスマートフォンといったモバイル端末同様、ソフトウェア部分で実現する機能の“実用性”や“使いやすさ”が評価される時代に入ってきたことを感じた。

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