FAA、中小空港にある149か所のコントロールタワーを閉鎖へ

航空 行政
イメージ
イメージ 全 2 枚 拡大写真

米国連邦航空局(FAA)は、中小空港にある149のコントロールタワーを4月7日から順次閉鎖すると発表した。米国政府の財政カットに伴う措置。

米国の財政赤字問題で、政府は財政カットを本格化している。空港のコントロールタワーは、毎年度の政府予算で運営されており、FAAの職員を派遣している中小のコントロールタワーを閉鎖していく。

FAAは3月上旬、6億3700万ドルのコスト削減のため、189の空港にあるコントロールタワーの閉鎖を提案した。その後、国防総省などの政府機関とも協議した上で、国家安全保障に重大な脅威を及ぼすケースや地域社会への影響などから、コントロールタワー閉鎖した場合の影響を評価した。この結果、24の空港にあるコントロールタワーは継続されることが決まった。

閉鎖するコントロールタワーは中小規模で、コントロールタワー閉鎖後も無線などを活用して航空機の離着陸は可能で、そのまま空港の閉鎖には結びつかない見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る