日本TI、車載用のeCallシステムの設計を簡素化するリファレンス・デザインを発表
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eCallシステムを搭載した車両は、事故時に緊急サービスセンターとの間で自動的に通信を行うことができる。今回発表したリファレンス・ソリューションは、AEC-Q100車載規格の適合認定取得済のアナログICで構成されており、TIの顧客各社は、同ソリューションの利点を活用することで、eCallシステムの設計期間を短縮できる。
TIの車載用eCallリファレンス・デザインには「TPA3111D1-Q1」高効率Class-Dモノラル・オーディオアンプと、無信号時電流が低い、1個の昇圧型コントローラおよび2個の同期整流降圧型コントローラ「TPS43330-Q1」を搭載。このデザインはテレマティクス、盗難車両の追跡およびHEV/EV(ハイブリッド自動車/電気自動車)の走行音発生機能をはじめとした、その他の車載アプリケーション向けにもスケーラブル、堅牢、かつ低コストのソリューションを提供する。
《纐纈敏也@DAYS》