【バンコクモーターショー13】トヨタ ヴィオス 新型を世界初公開…タイ最量販セダンにキーンルック採用

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新型 ヴィオス (バンコクモーターショー13)
新型 ヴィオス (バンコクモーターショー13) 全 30 枚 拡大写真

タイトヨタは3月25日、バンコクモーターショーで小型セダンの新型『ヴィオス』を世界初公開した。

《画像:新興国ターゲットの新型セダン》

ヴィオスは、日本では『ヴィッツ』ベースの『プラッツ』『ベルタ』の系譜を引くコンパクトセダンとして『ソルーナ』『ソルーナ ヴィオス』の名で売られており、2003年からはタイで10年連続販売実績ナンバーワンを達成、タイ以外のASEAN諸国を含む全世界の累計販売台数は18万7000台に達するなど、高い人気を持つ。

新型は、『オーリス』などに採用されているデザインテーマ「キーンルック」を採用、スポーティでダイナミックな品質感を高めた。ボディサイズは全長4410 × 全幅1700 × 全高1475mmで、従来型よりもひと回り拡大。とくに全長は110mm伸ばされ、居住性やトランクスペースの拡大を図った。なおこのサイズは日本国内で販売されている『カローラ アクシオ』よりも大きい。エンジンは1.5リットルガソリン直列4気筒の1NZ-FE。109PSと14.4kgmのスペックを発揮する。

新型はタイのゲートウェイ工場で13万台を生産し8万台あまりを販売、4万台強を輸出する予定。タイ国内での販売価格は55.9万~73.4万バーツ(182~239万円)。なお、新型ヴィオスはタイのエコカー補助金の対象外。

チーフエンジニアの松本健氏によると、「新型ヴィオスは、Bプラットフォームをベースに、性能向上と原価低減を織り交ぜて新たに開発した」とのこと。また、トヨタ自動車の棚田京一常務役員は「従来型ヴィオスを生産している工場も、順次新型に切り替える予定」と説明した。

《北島友和》

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