【INDYCAR 開幕戦】女性ドライバー、デ・シルベストロ選手はタイヤトラブルで表彰台を逃す

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
トニー・カナーンとシモーナ・デ・シルベストロ
トニー・カナーンとシモーナ・デ・シルベストロ 全 5 枚 拡大写真

インディカー・シリーズの開幕戦決勝レースは3月24日、セントピーターズバーグの市街地コースで行われ、KVレーシング・テクノロジーのトニー・カナーン選手とシモーナ・デ・シルベストロ選手は共に4位と6位でフィニッシュし、好調なシーズンのスタートを切った。

2年前の同じレースでカナーンを追い詰めて表彰台を狙ったのはデ・シルベストロだった。結局彼女はそのレースで4位に終わったが、競争力の高さを見せたことで一躍メディアの注目の的となった。

そして今年の開幕戦でチームメイトとなった2人は再び表彰台をかけて争い、レース終盤に3番手を走っていたデ・シルベストロのファイアストーンタイヤがグリップを失い、コーナーで大きく膨らんだところをカナーンがイン側をついて先行し、結局のところ表彰台には届かなかったが4位でフィニッシュした。

「4位と6位でフィニッシュできて、KVレーシングの皆にとって本当に良いシーズンのスタートとなった。車はコースにある間は完璧だった。ただ一つの問題は最後のピットストップの際に、ニュートラルにシフトできなかったことだ。その結果順位を3つ落とすことになり、4位でフィニッシュするために今少しの労働力を必要とした」とカナーンは語った。

一方のデ・シルベストロは「我々にとって良い週末だった。不幸なことに、最後に私達は幾つかのポジションを失った。しかし私達はこの4位と6位という結果を喜んで良いと思う。ウィル(パワー)やヒンチ(ジェームズ・ヒンチクリフ)らと、ずっと先頭集団を走れてとてもクールだった」とレースを振り返った。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  4. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
  5. 【日産 エクストレイルNISMO 試乗】ベース比106万円アップも納得の、高い走りの質感…加茂新
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る