GEキャピタルと三菱オートリースは、リース期間の終了した中古車両(リースアップ車両)の入札方式による販売に関して戦略的業務提携を締結したと発表した。
三菱オートリースは、4月1日より、GEキャピタルが運営する入札会に参加し、自社のリースアップ車両を、同入札会に出品して販売する。これにより、自動車リース業界最大規模のリースアップ車両専門入札会が誕生する。
両社が同一の入札会に出品して販売することにより、多くの車種・車両が集まり、バイヤーに対して、多様な購入機会を提供することが可能となる。また、入札会が活発化し、販売と購入がしやすい環境が整うことで、入札参加者数および利用頻度の増加が見込まれ、コスト低減を含む運営効率の向上も実現する。
GEキャピタルは、リースアップ車両を再販する場として、1996年に自社直営の入札会を開設し、現在、仙台、東京、神戸、福岡の4か所で運営している。今回の業務提携にともない、2013年4月1日より、入札会の名称を、現在の「GE入札会」から「リースアップ・パートナーズ」に変更する予定。
今後、両社は協力関係を強化し、さらなる販売規模の拡大を戦略的に進めていく予定。さらに、入札会を通じて、メンテナンスリースによって整備の行き届いたリースアップ車両を「品質の高い中古車」として市場へ積極的に提供することで、リースアップ車両のブランド価値向上にも取り組み、市場の発展・拡大を目指す。