【ニューヨークモーターショー13】ポルシェ 911 GT3 新型…米国初公開へ

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新型 ポルシェ 911 GT3
新型 ポルシェ 911 GT3 全 7 枚 拡大写真

ポルシェの米国法人、ポルシェカーズノースアメリカは3月25日、米国で3月27日に開幕するニューヨークモーターショー13において、新型『911 GT3』を北米初公開すると発表した。

新型『911 GT3』は、ジュネーブモーターショー13で発表されたばかり。新型『911』シリーズの中で、自然吸気エンジン搭載のトップグレードに位置付けられる。新型は5世代目で、ポルシェ911のデビュー50周年を祝う記念モデルの意味合いも持つ。

新型911 GT3のリアには、3.8リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンを積む。このユニットは、新型『911カレラS』用をベースに、クランクシャフトをはじめ、チタニウム製コネクティングロッドやピストンなど、ほとんどのパーツを専用設計した。

この結果、最大出力475ps/8250rpmを発生。9000rpmまで許容する高回転型エンジンとした。パワーウェイトレシオは3.0kg/ps。トランスミッションは、新型911 GT3のために専用開発された7速デュアルクラッチの「PDK」。駆動方式はRR。新型911 GT3は、0-100km/hを3.5秒で駆け抜け、最高速は315km/hに到達する。

また新型911 GT3には、ポルシェの市販車としては初めて、アクティブリアホイールステアリングを採用。歴代911GT3同様、サスペンションやブレーキを強化し、本格サーキット走行にも対応する。エアロダイナミクス性能を引き上げる専用エアロパーツも装備した。

新型911 GT3は、米国では2014年モデルとして発売予定。米国はポルシェの最大市場であり、2012年は前年比21%増の3万5043台を販売している。

《森脇稔》

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