【ニューヨークモーターショー13】スバル、WRXコンセプト発表…インプレッサWRX 次期型のデザイン提示

自動車 ニューモデル モーターショー
スバル WRXコンセプト
スバル WRXコンセプト 全 11 枚 拡大写真
スバル(富士重工)は3月28日、米国で開催中のニューヨークモーターショー13において、スバル『WRXコンセプト』を初公開した。

スバルWRXコンセプトは、次期『インプレッサWRX』のデザインの方向性を示唆したコンセプトカー。WRXならではの俊敏で操る楽しさをいっそう高め、感性に訴えるエキサイティングな走りをイメージさせるのが、デザインテーマだ。

ボディサイズは全長4520×全幅1890×全高1390mm、ホイールベース2760mm。ロー&ワイドなスタンスとシルエットにより、進化したWRXセダンフォルムが特徴的。

フロントは、WRXらしい奥行き感と立体感を強めたアグレッシブなデザインで安定感のあるたたずまいを表現。立体感のあるメッシュパターンを用いてスポーティさを高めたヘキサゴングリル、シャープなヘッドライトは他のスバル車にも共通するモチーフ。一目でスバルと分かる精悍なフロントマスクとした。

フロントバンパーの大きな開口部、エンジンフードスクープ、フェンダーダクトは、ターボエンジンによるパフォーマンスを予感させるもの。前に強く張り出したヘキサゴングリルから始まるボディストラクチャーの造形に、左右に大きく張り出したフェンダーを溶け込ませた塊感のあるデザインで、WRXが持つ力強いドライビングパフォーマンスを表現する。

サイドビューは、ホイールを中心とした造形手法により、コンパクトなキャビンに対しホイールを強調したデザイン。フェンダーから始まるエッジの効いたキャラクターラインはクォーターパネルにかけて勢い良く内側に入り込み、キャビンの位置に対し、リアホイールを外側へ押し出した造形とした。これは前後ホイールの存在感を高めたデザインで、走りにこだわった新しいスバルのAWDパフォーマンスカーをアピールする手法だ。

また、リアエンドは、フロントと同じヘキサゴンモチーフを導入。トランクリッドにもエッジを効かせ、シャープでダイナミックなデザインとした。リアバンパーはワイドで安定感を強調したデザインとし、空力性能を高めたディフューザー、左右2本ずつのテールパイプで迫力を演出。ルーフにはカーボンルーフを装着。スバルは、「さらなる軽量化と低重心化により、WRXならではの卓越したハンドリング性能をいっそう高めた」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  2. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  5. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る