下院解散、早くても4月第2週以降との見方強まる マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア ナジブ・ラザク首相
マレーシア ナジブ・ラザク首相 全 1 枚 拡大写真

次期総選挙の開催時期について、下院議会解散権を持つナジブ・ラザク首相が1月第1週にイスラム教巡礼などの予定があることから、下院解散が早くても第2週以降になるとの見方が強まっている。下院議会は4月30日に任期満了を迎える。

情報筋によると、ナジブ首相は4月3日に定例閣議や自転車のイベントへの参加を終えた後にサウジアラビアに出発。帰国はその2日後になる見込みだ。

与党連合・国民戦線(BN)のアハマド・マスラン広報部長は「総選挙準備は整っているが、構成各党や選挙組織はいつも予備の時間を使って最後の仕上げをするのが恒例になっている」と述べ、早々の実施はないとの見方を示唆した。

一方、ナジブ首相は4月24日に東南アジア諸国連合(ASEAN)サミットに出席する予定を明らかにしており、それまでの解散はないとの見方も根強い。ただムヒディン・ヤシン副首相は3月31日、ナジブ首相が4月30日までの下院任期満了まで待つことはないとの見解を示し、4月中に総選挙が行われるとの見方を表明した。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  6. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  7. 三菱『アウトランダー』に初のオフロード仕様!「トレイルエディション」米2025年モデルに
  8. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
  9. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  10. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る