4月1日のエイプリルフールにちなんで、自動車メーカー各社が海外でユニークな発表を行った。スウェーデンのボルボカーズも、革新的なエアバッグを発表している。
ボルボカーズが新たに開発したエアバッグは、「エクスターナル・ビークル・プロテクション」（略してEnVeloP）と命名。走行中、他車や障害物などとの接触が避けられないと判断した場合、車全体を包み込むようにエアバッグが広がり、衝撃を緩和するのだ。
ボルボカーズは今からちょうど1年前、世界初の歩行者用エアバッグを開発し、新型『V40』に採用した。ボルボカーズによると、今回のエクスターナル・ビークル・プロテクションも、世界初だという。
ボルボカーズセーフティセンターのトーマス・ブロベルグ上級テクニカルアドバイザーは、「新たな安全装備の開発にあたり、車全体をエアバッグのように包み込むアイデアを思いついた」と、真面目なコメントを寄せている。
