ホンダは4月1日、鈴鹿製作所において入社式を実施した。2013年度は、大卒技術系317名、同事務系43名、高卒・中途採用301名、合計661名の新入社員が入社する。
同社の伊東孝紳社長は、「ホンダには”人間尊重”と”3つの喜び”という企業理念があります。お互いを信頼し合い、お客様と喜びをわかちあい、喜びの循環を深めることが重要だと考えています」と同社の企業ポリシーを語った。
また、「二輪事業では、インドに第三工場を立ち上げ、二輪の世界トップメーカーとして、より多くのお客様にホンダの商品の楽しさを伝えていきます。汎用事業では、人々の日常生活の喜びと豊かさを目指しながら、さらなるCO2排出量削減を目指します。四輪事業では、現在の世界販売台数年間約400万台を、3年後には600万台に増やすことを目指し、その多くを海外で増やしていきます」と事業別の目標を述べた。
さらに新入社員に向けては、「”能ある鷹は爪を出せ”という言葉がホンダにはありますが、皆さんもすぐにでも爪を出し、自らの経験や感受性を生かして欲しいと思います」とエールを送った。