ZMPは、PWM(パルス幅変調)出力に対応した、超高速小型組込オプティカルフローセンサモジュール「ZMP OpticalFlow-Z PWM」の販売を開始した。
新製品は、カメラ、FPGA、メモリを5cm角のモジュールに一体化し、オプティカルフローにより最大240fpsで画面の平均速度を計算、その結果をPWM信号にて出力する。
GPSが利用できない屋内や、GPSの受信状況の悪い環境を移動する飛行体や車両においては、周囲環境から自身の速度や挙動を把握することが求められる。新製品は、カメラで周囲の様子を撮影し、特徴点の移動の様子から自身の相対速度を検出し、相対速度をPWMで出力することで、シンプルなシステム構成を実現。既存機器への組込みが簡単なほか、マイコンの汎用ポートを利用した受信が可能なため、多チャンネル化にも容易に対応できる。
価格は、一般39万8000円、アカデミック29万8000円。