議会解散、ナジブ首相が3日にも発表か 「メッカ行きはなし」首相府

エマージング・マーケット 東南アジア
議会解散、ナジブ首相が3日にも発表か 「メッカ行きはなし」首相府
議会解散、ナジブ首相が3日にも発表か 「メッカ行きはなし」首相府 全 3 枚 拡大写真

マレーシアのナジブ・ラザク首相が、3日にも下院議会を解散する見通しが高まっている。3日には定例閣議が開催されるが、その場で閣僚に解散の意向が伝えられる見込み。

議会が解散されれば規定に基づいて60日以内に総選挙が実施されることになる。

首相府は閣僚にラウンジスーツに赤いタイ姿で閣議に出席するよう文書で要請しており、最後の閣議の前に記念撮影を行なうとみられている。「ニュー・ストレーツ・タイムズ」によると、数人の閣僚は首相府から文書を受け取ったことを認めており、これが最後の閣議になるとの認識でいるという。

この情報を補強するように「星洲日報」は、首相府のスポークスマンがナジブ首相が3日にメッカへの小巡礼に向かうとの臆測が事実に反すると指摘し、首相が通常通りに閣議に出席すると述べたと報じた。閣議の前にナジブ首相が王宮を訪れて国王より議会解散の承認を受けるとみられる。なお総選挙の日程は、選挙委員会(EC)が決定することになっている。

下院議会解散時期を巡っては様々な臆測が飛び交っており、ニュースサイト「フリー・マレーシア・トゥデー」(FMT)がエープリルフールのジョーク記事として「ナジブ首相が下院を解散」と報じ、マレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)が悪質な冗談だとして調査を開始する騒ぎも起きている。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  6. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  7. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  8. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  9. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  10. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る