3月の日産米国新車販売、過去最高…2か月ぶりに増加

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新型日産 パスファインダー
新型日産 パスファインダー 全 6 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人、北米日産は4月2日、3月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は13万7726台。前年同月比は1%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

日産ブランドは、前年同月比0.4%増の12万6623台と、2か月ぶりに回復。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が3万7763台を販売。前年同月比は8%減と、5か月連続で前年実績を割り込む。一方、『ヴァーサ』は2.1%増の1万5917台と、4か月連続で増加。『セントラ』は1万3965台で、前年同月比は0.9%減と、2か月連続のマイナス。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』が1万5381台にとどまり、前年同月比は9.4%減と4か月連続で減少。しかし、新型に切り替わったSUVの『パスファインダー』は、177.1%増の9071台と、高い人気が持続する。

インフィニティブランドは、前年同月比9%増の1万1103台と、2か月ぶりに増加。主力の『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)は、前年同月比3.5%減の4530台と、4か月連続のマイナス。2012年4月に発売した新型クロスオーバーの『JX』は、前年同月比387.6%増の2633台と、引き続き好調だ。

日産の2013年1-3月米国新車販売は、前年同期比1.3%減の31万8281台。3月単月の13万7726台は、日産の3月実績としては過去最高を記録している。

《森脇稔》

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