東レ、ペナンに包装用フィルムの蒸着設備を新設

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東レ(本社・東京)は1日、食品等包装用フィルムの蒸着加工設備をアジアで増強すると発表した。ペナンで2014年4月に包装用蒸着PET(ポリエステル)フィルム生産を開始する。

東レフィルム加工(TAF)は今年10月、福島工場において包装用PP(ポリプロピレン)フィルムの新鋭蒸着機を導入。続いてマレーシア子会社のペンファイバーがTAFの技術支援により、新鋭蒸着機を導入する予定だ。ペンファイバーは現在、月産3,600トンのPET(ポリエステル)フィルムの製膜設備を有しており、月産375トンの能力を持つ蒸着機を新設することで、フィルム加工品事業に新たに参入することになる。

東レは、巨大な消費人口を有する東南アジア諸国連合(ASEAN)地域において、生活水準の高度化に伴い包装材料需要が年率3-5%の成長が見込まれていると指摘。コスト競争力を有する高機能包装用フィルムを同地域で製造することで、グローバルな事業拡大を加速するとしている。

広瀬やよい

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