東京メトロ、駅構内での情報配信サービス「MANTA」を全駅に拡大

鉄道 企業動向

東京メトロとNTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)は、共同で提供している東京メトロの駅構内無線LANを活用した情報配信サービス「MANTA」のサービスエリアを、4月1日から東京メトロ全駅に拡大した。

今回の東京メトロ全駅展開では、NTTBPが駅構内に設置している全ての共用アクセスポイントから「MANTA」のサービス利用に必要なSSID「Metro_Free_Wi-Fi」を新たに送波し、サービスエリアを拡大する。同時に「MANTA」iPhoneアプリの提供も開始した。和光市駅、目黒駅、北千住駅(日比谷線)、渋谷駅(副都心線)は他社管理駅のためサービス提供エリア外となる。

「MANTA」はメトロ・アミューズメント・ネットワーク・トリニティ・Appの略で、滞在駅の時刻表、乗車位置案内、駅構内図情報や当日のニュース動画(平日のみ)のダウンロード、ダウンロード済みコンテンツ閲覧、無料インターネット接続サービスなどの利用ができる。

NTTBPでは今後、コンテンツとサービスを拡充して、沿線地域にもサービス提供エリアを拡大することで「MANTA」による「便利で・楽しく・新しい」サービスを実現してくとしている。

今回の取り組みでは、NTTBPの無線LANによる情報配信技術を活用し、東京メトロが鉄道情報とコンテンツの整備を担当し、情報提供による顧客移動の動向変化について検証する。今後、コンテンツやサービスの利用状況、検証結果を踏まえて具体的な活用方法や展開について検討していく。

《レスポンス編集部》

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