エアバスは、A330の生産能力を月産10機に増強したと発表した。A330の生産を開始してから過去9年間で生産能力を倍増した。
A330は民間航空機や貨物機、軍用輸送機など人気が高いことから生産能力を引き上げて、供給ペースを上げる。
A330機体の最大積載重量を引き上げるため、機能強化などの改善を継続してきたことからA330は、このカテゴリーで最も人気の高い機体となっている。
現在、生産しているのはA330-200をベースにしたA330-200/A330-300旅客機、A330-200F貨物機、軍用マルチ・ロール・タンカー輸送機と空中給油機。
エアバスでは、A330を累計1246機を受注し、これまでに92の顧客に960機以上を供給してきた。280機を超える受注残を抱えており、3年以上の生産量を抱えている。