3月のヒュンダイ米国新車販売、2%減…5か月ぶりのマイナス

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新型ヒュンダイ・サンタフェ(米国名:サンタフェスポーツ)
新型ヒュンダイ・サンタフェ(米国名:サンタフェスポーツ) 全 8 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーターの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは4月2日、3月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は6万8306台。前年同月比は2%減と、5か月ぶりに前年実績を下回った。

乗用車系では、小型車の『エラントラ』が2万6153台を販売。前年同月比は32.9%増と、9か月連続で増加した。これは5ドアハッチバックの『エラントラGT』と、2ドアクーペの投入の効果もある。

一方、主力中型セダンの『ソナタ』は3月、1万8031台にとどまった。前年同月比は22.6%減と、3か月連続で前年実績を下回る。入門コンパクトカーの『アクセント』も、前年同月比32%減の5669台と、7か月連続の前年割れ。大型セダンの『アゼーラ』は新型投入により、前年実績の8.7倍の1117台を登録する。

また、高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』は、3124台を販売。前年同月比は8.9%減と3か月ぶりのマイナスとなった。コンパクトスポーツクーペ、『ベロスター』も2693台にとどまり、前年同月比は30%減と、2か月連続で前年実績を下回った。

SUV系では、新型『サンタフェ スポーツ』を投入した『サンタフェ』シリーズが、前年同月比21.6%増の7116台と、7か月連続で増加。『ツーソン』は3%減の4073台と、2か月連続の前年実績割れだ。

ヒュンダイモーターの2013年1‐3月米国新車販売は、前年同期比0.5%増の16万4330台と過去最高。ヒュンダイモーターアメリカのジョン・クラフチック社長兼CEOは、「3月の新車販売は健闘したものの、月販過去最高記録だった昨年3月には及ばなかった」とコメントしている。

《森脇稔》

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