【INDYCAR】リタイアのヒンチクリフ「GoDaddyを再び表彰台の上に戻す」

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リタイアしたヒンチクリフ
リタイアしたヒンチクリフ 全 2 枚 拡大写真

インディカーは4月7日、ホンダ・インディ・グランプリ・オブ・アラバマで、タイヤのパンクで左リアのホイールを失い、わずか3ラップでリタイアすることとなった開幕戦の勝者、ジェームズ・ヒンチクリフの談話を公表した。

3月24日にセントピーターズバーグでの開幕戦を制したヒンチクリフは、彼のNo.27GoDaddy.comの車が後方から他車に接触され、左リアのホイールを失いバーバー・モータースポーツ・パークの第3ターンの後ろにあるセーフエリアに停車した。

彼が車内に残り、救助のイエローフラッグを待ったのは第4ラップだった。そしてその後第75ラップまで辛抱強くシートに残って特等席からレースを観戦していた彼は、ついにシートから立ち上がってストレッチをした。

「昼寝ができればよかったけど、周りでレースカーが行ったり来たりして、大きな音を立てた。全く失礼な奴らだ」とヒンチクリフはジョークを飛ばした。

3月中旬に行われたバーバーでのオープンテストで2番手のベストタイムを叩き出したヒンチクリフは、予選で20位だった。彼は第1ラップで後方から接触され、それが左リアのタイヤのパンクの原因となったと話した。

「ぶつかられたことはわかっていたが、当初全ては大丈夫だった。コーションの間、それは勝手に緩み始め、タイヤを暖め始めると共にホイールが破損した。レースディレクターが我々に車を牽引して戻させ、新しいホイールを装着させることを期待していた。なぜなら他の物(サスペンションアームなど)は曲がっていなかったからだ。しかし今回の予選のように自分で自分自身の入る穴を掘ると、こういったことはえてして起こるものだ。ライアン(ハンター=レイ)が良いレースができて良かった。彼は僕をエキサイトさせてくれた。それは忘れ去るべき週末だった。我々はただ、より強いカムバックをして、GoDaddyを表彰台の上に戻さなければならない」とヒンチクリフは語った。

《河村兵衛》

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