1-3月のVWブランド世界乗用車販売、5.2%増の143万台

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フォルクスワーゲングループは4月9日、1-3月のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は143万台。前年同期比は5.2%増と、引き続きプラスを保つ。

市場別販売は、最大市場の中国(香港を含む)が前年同期比23.7%増の59万8100台。中国を含めたアジア太平洋地域では、20.9%増の65万3500台以上を売り上げる。

また北米は、前年同期比7.3%増の14万5700台。このうち米国は、4%増の9万8200台を販売した。3月単月実績は3万7704台で、3月としては1973年に次いで多い台数。前年同月比は3.1%増と、31か月連続で前年実績を上回った。

一方、信用不安が続く欧州は、前年同期比10.3%減の39万6300台にとどまった。地元ドイツも15.1%減の12万6500台と、前年実績を割り込む。これまで好調だったロシアも、1-3月実績は前年同期比1.4%減の3万5300台と後退している。

フォルクスワーゲンブランド(乗用車)の3月単月の世界新車販売は53万2400台以上で、前年同月比は0.8%減とマイナスに転じた。同社のクリスティアン・クリングラー営業担当取締役は、「アジアや北米は好調だが、西欧や南米の新車販売が落ち込んだ」と述べている。

《森脇稔》

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