故意の蛇行運転が発端の事故と判明、運転者の回復を待ち逮捕

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今年3月、東京都東村山市内の都道で発生した交通死亡事故について、警視庁は8日までに千葉県松戸市内に在住する22歳の男を自動車運転過失致死容疑で逮捕した。無謀な蛇行走行が事故の発端とみられている。

警視庁・東村山署によると、問題の事故は2013年3月25日の午前0時ごろ発生している。東村山市恩多町付近の都道(片側2車線の直線区間)を走行中の乗用車が対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側のガードパイプに衝突し、これを突き破って建物の外壁に突っ込んだ。クルマは中破し、助手席に同乗していた20歳の男性が死亡。運転していた22歳の男も全身強打の重傷を負った。

クルマは通常の運転ミスとしては考えられない角度で突っ込んでいたが、後の調べで故意に速度を出し、その状態から蛇行運転を行っていたことが判明。警察は運転していた男の回復を待ち、8日に自動車運転過失致死容疑で逮捕した。

調べに対して男は蛇行走行が発端の事故であることを大筋で認め、「ドリフト走行がスキだった」などと供述しているようだ。警察では男を厳しく追及し、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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