国土交通省は4月12日、2012年度のリコール届出件数と対象数(速報値)をまとめ、発表した。
国産車、輸入車合わせた届出件数は、前年度より17.1%増えて308件、対象車両数は2.16倍の561万2979台となった。
このうち国産車は、届出件数が20.5%増の217件、対象車両数は2.23倍の541万1283台。輸入車は届出件数が9.6%増の91件、対象車両数が17.8%増の20万1696台となった。
国産車をメーカー別に見ると、最も対象台数が多かったのはトヨタ自動車の214万4091台で、次いで三菱自動車工業の135万569台。届出件数が最も多かったのは、三菱ふそうトラック・バスといすゞ自動車の各17件で、次いで日産自動車が14件で多かった。
一方、輸入車をメーカー別に見ると、届出件数、対象台数共に最も多かったのはBMWで、件数が12件、対象台数が14万9923台となっている。
2012年度の特定後付装置(タイヤ・チャイルドシート)のリコール届出は、国産タイヤの届出が1件、対象装置数は1万4396本だった。