ブガッティ ヴェイロン グランスポーツ、量産オープンカーの世界最高速記録…408.84km/h

自動車 ニューモデル 新型車
量産オープンカーの世界最高速記録となる408.84 km/hを計測したブガッティヴェイロン16.4 グランスポーツ ヴィテッセ
量産オープンカーの世界最高速記録となる408.84 km/hを計測したブガッティヴェイロン16.4 グランスポーツ ヴィテッセ 全 5 枚 拡大写真

フランスの高級スポーツカーメーカー、ブガッティは4月11日、『ヴェイロン16.4 グランスポーツ ヴィテッセ』が、量産オープンカーの世界最高速記録となる408.84km/hを打ち立てたと発表した。

同車は2012年春、ジュネーブモーターショー12で発表。『ヴェイロン』のオープンモデル、「16.4グランスポーツ」をベースに、クーペボディの最強グレード、「16.4スーパースポーツ」と同じ心臓部を移植したモデルだ。ブガッティは同車を「史上、最もパワフルなロードスター」と呼ぶ。

ミッドシップに搭載されるのは、8.0リットルW16気筒ガソリンエンジンを4個のターボチャージャーで過給したユニット。16.4スーパースポーツと同じ専用チューンが施され、最大出力は1001psから1200psへ、最大トルクは127.5kgmから153kgmへ、それぞれ199ps、25.5kgmの性能アップを実現した。もちろん、パワーアップに対応して、シャシーは強化されている。

このヴェイロン16.4 グランスポーツ ヴィテッセが、フォルクスワーゲングループのドイツ・テストコースで、最高速チャレンジを実施。中国人のレーシングドライバー、Anthony Liu氏のドライブで、408.84km/hの最高速を計測した。

なお、この計測には、ドイツに本拠を置く第三者試験認証機関、テュフが立ち会い408.84km/hの最高速を、量産オープンカーの世界最高速記録と認定している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る