ユーシン第1四半期決算、円安加速による為替差益で当期黒字化

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ユーシンが発表した2012年12月-2013年2月期(第1四半期)連結決算は、営業利益が前年同期比10.5%減の6億4700万円と減益となった。

売上高は同1.4%減の144億9500万円と減収となった。自動車部門は主要顧客向けが堅調で推移して増収となったものの、産業機械部門が中国・欧州の景気低迷で建設機械向け、工作機械向けを中心に受注が大幅に落ち込んだため、全体の足を引っ張った。

収益では、営業利益は産業機械部門の低迷で減益となった。ただ、経常利益は為替相場の円安の進展で、為替差益を計上、同60.4%増の12億0300万円と大幅増収となった。

当期損益も前年同期は5400万円の赤字だったが、為替差益の効果で11億2400万円の黒字に転換した。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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