古野電気2月期決算、プレジャーボート市場向け低調などで減収、損益は円安で当期黒字化

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古野電気が発表した2013年2月期連結決算は、経常利益が前年同期比2.0%増の21億4200万円と微増だった。

売上高は同7.4%減の716億0500万円と減収となった。舶用事業は、商船市場向けや中大型艇を中心とするプレジャーボート市場向けの売上げが伸び悩んだほか、産業用事業では、前期好調が続いた生化学自動分析装置の需要が低調で、医療機器の売上げが低迷した。

GPS機器は周波数発生装置が減少するなど、売上げは低調に推移。ETC車載器も売上げが伸び悩んだ。

営業利益は減収の影響から、同44.2%減の12億1800万円と大幅減益となった。

為替水準が円安に振れたため、為替差益を計上したことなどから純利益は15億6400万円の黒字となった。前年同期は8億0200万円の赤字だった。

今期業績見通しは売上高は同5.4%増の755億円と増収を予想する。営業利益は同88.8%増の23億円、経常利益が同26.0%増の27億円、純利益が同27.8%増の20億円と増収増益の見通し。

《レスポンス編集部》

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