日立オートモティブシステムズと日立汽車系統(中国)は、自動車関連事業を推進する日立ビークルエナジーと共同で、4月21日から29日まで上海で開催される「第15回上海モーターショー」に出展する。
日立オートモティブシステムズグループブースでは『「環境」「安全」「情報」技術でグローバルに未来の駆動力となる』をテーマに、高いエネルギー効率や安全性、快適性が求められる次世代自動車の実現に貢献する幅広い製品や技術、将来技術のコンセプトを紹介する。
臨場感あふれる映像とともに、自動車を構成するさまざまな次世代技術を体感できる3Dマッピングシアターとモーションライドシアターを設置する。
3Dマッピングシアターは、車の原寸大模型を立体スクリーンにして、3Dの走行空間を体感できるシアター。「環境」「安全」「情報」分野での高性能・高効率な部品やキーコンポーネントを、最適な電子・電動制御が可能なシステムとして連携し、車のエネルギーマネジメント効率を最大にする「次世代電動車両システム」を体感できる。
また、4人乗りの客席が動くモーションライドシアターでは、外界認識、ブレーキ、サスペンションといった走行安全技術や、電気自動車用の車両充電管理といった情報通信技術を活用した車の走行を体感できる。
「環境」「安全」分野コーナー別に、日立オートモティブシステムズグループの技術や製品をわかりやすく紹介する。
高効率ガソリンエンジンシステムを始め、ハイブリッドシステムとしてモーター、インバーターと、日立ビークルエナジーのリチウムイオンバッテリーを展示する。
電動型制御ブレーキやセミアクティブサスペンションシステム、ステレオカメラなど、高付加価値製品として市場から評価されている走行制御システムも展示する。