ボーイングは4月15日、アラバマ州のハンツビルに、同社の競争力を前進させ、州への会社の寄与を強化する新しい工場団地を公式にオープンしたことを発表した。
ボーイングはアラバマ州で最も大きな航空宇宙会社で、州の最も大きな雇用者の一つである。幾つかの賃貸施設に住むハンツビルの従業員は、36万3000平方フィート(約11万644平方メートル)のスペースに1400人のボーイングの従業員を収容する予定である、最初の団地であるレッドストーン・ゲートウェイ・コンプレックスに移転を始めている。
「これは新しく統合されたオフィスコンプレックス以上のもので、今日は革新やインスピレーションといったアイデアを、このハンツビルに根付かせるボーイングが行った投資を祝うものである。」と副社長兼ボーイングハンツビルサイトのエグゼクティブ、トニー・ジョーンズ氏は州や地域のリーダや、顧客の代表が参加したテープカットの儀式にて発言した。
この工場団地はボーイングのNASAのスペース・ローンチ・システムの仕事場と、同社の戦略ミサイル&防衛システムディビジョンの本部として使用されることとなる。
従業員は団地の2番目のビルディングに今年後半に移転することとなり、3番目のビルディングには2014年の初めに移転が開始される予定である。ボーイングはハンツビルの同社が所有する、ジェットプレックスロケーションを引き続き運用することとなる。