【トヨタHV500万台突破】内山田副会長「もう15年かという思い」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車 内山田副会長
トヨタ自動車 内山田副会長 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車の内山田竹志副会長は、同社のハイブリッド車(HV)が3月末までに販売累計500万台を突破したのを受けて、4月17日に東京本社で記者団と懇談した。

1997年12月に発売した初代『プリウス』の開発主査(チーフエンジニア)を務めた内山田氏。開発着手時には自分たちの世代では「無事、世の中に送り出せないのではと思うこともあった」と振り返った。だが、「21世紀のいずれかのタイミングでこうしたクルマは必要になるので(技術的な)ストックは残せる」と考えながら、取り組んだという。

内山田氏は、500万台について「その重さを改めて感じており、お客様に心から感謝申し上げたい」と語る一方、「初代プリウスから、もう15年も経ってしまったかという思い」と感想を述べた。エンジニアとして、また経営者としてもHVとともに歩んだ時代のスピード感を吐露した。

そのうえで、「HVの要素技術をさらに磨き、HVテクノロジーのクルマ自体もどんどん広げていきたい」と話した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. 「4ドアとは思えないくらい綺麗」メルセデスAMGの1360馬力超コンセプトカーに、日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る