【レクサス IS300hプロトタイプ 試乗】知的でコンフォートなHV…島崎七生人

試乗記 国産車
レクサス IS300hプロトタイプ
レクサス IS300hプロトタイプ 全 7 枚 拡大写真

高効率な2.5リットル4気筒アトキンソンサイクルエンジン(2AR-FSE型)+モーターで、システム出力は220ps。パワートレーンは、ひと足先に登場したクラウンハイブリッドと、基本は共通という。

【画像全7枚】

先行のレクサス各車に倣って『300h』と表記される新型レクサスISにも登場のHV。“らしい”と思わせられるのは、もはや、いかにもハイブリッド車でござい…といった演出が皆無なことだ。外観では後部の「300h」のバッジでそれとわかる程度で、ランプ類のレンズの色が違うわけでもない。インテリアもタコメーターとハイブリッドシステムインジケーターが、走行モードの切り替えに連動し、さり気なく変化する程度。それらは後発の欧州メーカーのハイブリッド車らと同様のセンスだ。

走りもきわめて“普通”。今回はプロトタイプ車の限られた時間内での試乗となり、街中等を走っての実際の燃費の確認までは叶わなかった。が、ごくスムースでストレスのない加速と、実用的なEV走行(条件が許せば80km/h程度までの車速で可能という)で、省燃費を実現し、環境負荷の低減にも貢献できる。225/45r17サイズのタイヤを履く足回りも、コンフォートライドが実現され、クラス相応と思えた。

192セル/32モジュールというニッケル水素バッテリーは『IS300h』ではトランクルーム床下に搭載。クラウンのようにトランク容量を犠牲にしていない。データ更新がSDカードで容易にできるナビゲーションシステムなど、実用面での配慮も行き届く。着座感のいい前後シートももちろん備わる。300hでのボディ色の選択肢は手堅い8色の展開だが、少し物足りない。よりユニークな色があっても、このクルマを選ぶ個性を尊重するオーナーなら歓迎してくれるのではないだろうか?

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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