NASCARは4月17日、スプリントカップシリーズのブラッド・ケズラウスキーとチームメイトのジョエイ・ロガーノ、そしてキャンピングワールド・トラックシリーズのロン・ホーナデイ・Jrがそれぞれ25ポイントを剥奪されるペナルティーを受けたことを伝えた。
ペンスキー・レーシングに対するこのペナルティーは、車のリアサスペンションに違反行為があったことが発覚したことによるもの。彼等のクルーチーフも6レースの不出場処分と10万ドルの罰金を受け、ケズラウスキーを総合ポイントで2位から4位、ロガーノを9位から14位に降格させることとなった。
さらにスプリントカップシリーズのレース前の検査で車高が低すぎることが発覚した為、ドライバー、マーティン・トゥルエクス・Jrが6ポイントを剥奪され、彼の所属するマイケル・ウォルトリップ・レーシングのクルーチーフが2万5000ドルの罰金を科せられた。このペナルティーはトゥルエクスが自己最高の2位でフィニッシュしたテキサスでのレース後に科せられ、彼を総合ポイントで16位から19位に降格させた。
また、キャンピングワールド・トラックシリーズで、ドライバーのロン・ホーナデイ・Jrが、レースがコーションの間にダレル・ウァラス・Jrの車の右リアに接触し、ウォラスを壁に激突させてリタイアに追い込んだことにより、25ポイントを剥奪された。