NEDO、スペインでEVを利用したスマートコミュニティの実証試験を開始

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NEDOがスペインのマラガ市で行うスマートコミュニティの実証試験についてのスライド
NEDOがスペインのマラガ市で行うスマートコミュニティの実証試験についてのスライド 全 4 枚 拡大写真
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は4月18日、スペイン南部の都市、マラガ市でスマートコミュニティの実証試験を4月25日から開始すると発表した。今回の実証試験はNEDOが欧州で行う初めてのスマートコミュニティ・プロジェクトだ。

スマートコミュニティ部の山本雅亮部長は「今回のプロジェクトは単なる技術実証ではなく、多くの市民にEVのドライバーとして参加してもらって社会実証を行うもので、EV普及のための環境整備を追求していきたい」と説明する。

具体的には、三菱『i-MiEV』を160台、CHAdeMO方式の急速充電器23口をマラガ市内外に配置してまず実証実験を行う。そして、1年以内に日産自動車の『リーフ』を40台追加し、2015年度までEV普及時を想定した先進的なスマートコミュニティ技術を検証する。

このプロジェクトには、NEDOのほかに日本側から三菱重工業、三菱商事、日立製作所、そしてスペイン側からは大手電力会社のエンデサ、大手通信会社のテレフォニカ、コンサルティング会社のアイエサが参画する。

スペイン側も力を相当入れており、25日の運開式にはスペイン王室のフェリペ皇太子・同妃両殿下もご臨席することになっている。こんなことはきわめて異例とのことだそうだ。

《山田清志》

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