【NASCARスプリントカップ 第7戦】マット・ケンゼスがコース最速記録更新でポール獲得

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
ポールを獲得したマット・ケンゼス
ポールを獲得したマット・ケンゼス 全 4 枚 拡大写真

NASCARは4月19日、カンザス・スピードウェイで行われたNASCARスプリントカップシリーズのSTP400予選で、マット・ケンゼスが191.864マイル/時(28.145)のラップタイムタイムでコースの記録を塗り替えると共に、ポールポジションを獲得したことを伝えた。

ケンゼスの元チームメイトであるカール・エドワーズは、予選終了間際にそれまでトップであったエドワーズのタイムを0.017秒差で破ったケンゼスを、信じられないといった面持ちで見つめていた。

「マットが自分のタイムを脅かす要因になるとは思っていなかった。だが彼はそれをやり遂げたんだ。」とエドワーズは悔しそうに語った。

ルーキーのリッキー・ステンハウス・Jrがエドワーズから0.002秒遅れの予選3位となり、サム・ホーニッシュ・Jrが4位、そしてカイル・ブッシュがJGRカムリをプラクティスで破壊した後、バックアップカーを運転して5位のタイムを記録した。

トップ4に入ったドライバー達は、これまでケイシー・カーンの保持していたコースレコードを破ることとなった。

「第1と第2ターンで一日中苦しんでいた。そして本当に違うことを予選で試してみることにした。リッキーと幾人かのドライバーがそこを通るのを観察して、コーナーへのアプローチを変えてみることにした。コーナーを上手く抜けることができたことはわかっていたが、ここまで良いとは思っていなかった。だが第3と第4コーナーで、あれ以上上手くやることはできなかった。とても良い感じだった。」とプラクティスで車が軽くウォールを擦ったが大きなダメージを負わなかったケンゼスは語った。

なお、注目の女性ドライバー、ダニカ・パトリックは予選25位だった。

NASCARスプリントカップシリーズ予選結果(トップ10) - STP400

1.マット・ケンゼス(トヨタ)、191.864マイル/時
2.カール・エドワーズ(フォード)、191.748マイル/時
3.リッキー・ステンハウス・Jr(フォード)、191.734マイル/時
4.サム・ホーニッシュ・Jr(フォード)、191.401マイル/時
5.カイル・ブッシュ(トヨタ)、190.853マイル/時
6.アリック・アルミロラ(フォード)、190.779マイル/時
7.マーティン・トゥルエクス(トヨタ)、190.651マイル/時
8.マーク・マーティン(トヨタ)、190.282マイル/時
9.ライアン・ニューマン(シボレー)、190.221マイル/時
10.クリント・ボウヤー(トヨタ)、190.134マイル/時

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る