【F1 バーレーンGP 】決勝トップ3コメント

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砂塵舞うバーレーンのレースはベッテルが今季2勝目を挙げた。2、3位はロータスのコンビが占めて好調さを堅持している事をアピールしている。

優勝 セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
「今日の結果はチームに本当に感謝している。スタートからフィニッシュまで完全無欠なレースだった。スタートから一気にリードを奪うことさえできれば、そこから一気に後続を引き離し、あとはタイヤの心配をするだけで良かった」

「スタート直後の1コーナーは非常に込み合っていて、アウトサイドにいたフェルナンドに進路を譲るしかない状況だった。その先のストレートあたりでニコに追い着きたいと思っていたのに、フェルナンドに割り込まれてしまった。この後、彼を抜き返したのが決定的だった。KERSがまだ残っていたので、T6の加速で競り勝った。ここから先はニコに手を焼いたよ。彼のストレートスピードが高いので、どう攻めるべきかしばらく考えた」

「マシンは非常に速く、トップを維持しながら後半に向けてバランスが良くなる一方だった。本当に素晴らしいレースだった。すべてのラップで思うままにプッシュすることができたし、タイヤも温存したままレースが出来た。全体的に見て非常に満足だ」

2位 キミ・ライコネン(ロータス)
「このウィークエンドは、ロータスにはレッドブルに対抗するだけのスピードはなかった。予選ではもう少し上位も狙えたと思うが、それでもレッドブルとの距離は大きかっただろう。そうなっていれば多少は有利なレースになっていたと思うが、理由はいろいろあって結果はこの通りだったし、2位という結果は期待できるベストだと思っている」

「ピットストップ作戦を変更するのは良くあることだけど、ロングランに振れば余裕はほとんどなくなっていただろうし、ドライビングもトリッキーなものになっていただろう。タイヤの磨耗はそれほど酷くはなかったし、(無線で問いかけたのは)前のセットも悪くなかったのになぜタイミングを変えるのかと質問したんだ。結果的にロングランを選ぶことになったが、おかげでフォースインディアを寄せ付けずに済んだと思っている」

「金曜日から2ストップは決めていた。それで快適に行けると判断したからであり、今日走った結果も問題はなく、ポジションを上げることもできた。1周目と2周目はあまり好調ではなかったけど、その後マシンの調子が出てきてプッシュできるようになった」

3位 ロマン・グロージャン(ロータス)
「文句のないレースだった。特に楽しかったのはレース全体でオーバーテイクがたくさんできたことだ。でもファーストスティントを長めに取るストラテジーだったので楽ではなかったけどね。ラジエーターやリヤブレーキダクトにタイヤかすが挟まり、過熱が発生して予定外のストップを強いられるとか苦労した。それでもエンジニアは僕を励ましてくれたよ。マシンが僕の望む姿に戻ったように感じている。思うようにマシンをセッティングできる余裕が出来て、レースディスタンスでも前よりクイックになった」

「開幕から3戦はいろいろと苦労が多かったが、僕はすべてのレースでポイントを集めてきた。こうした安定性と高いレベルのパフォーマンスを手に入れたので、これから先は不断の努力を続けて良い成果を目指したいと願っている」

《編集部》

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