【NASCARスプリントカップ 第8戦】マット・ケンゼス、周到なレースでカンザスを制す

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カンザスで勝利したマット・ケンゼス
カンザスで勝利したマット・ケンゼス 全 6 枚 拡大写真

NASCAR スプリントカップの第8戦STP400は、ポールポジションからスタートしたマット・ケンゼスが合計267ラップ中の163ラップをリードする堅実で周到なレース運びで勝利した。

リードラップの数を考えるとケンゼスは大方のレースを支配したように見えるが、実際には入れ替わり立ち代りする走行順に対して異なるアプローチで挑み、第218ラップのコーションの機会にリードを奪い返すという複雑な戦略が必要だった。

2位は、最終ラップで0.151秒差まで詰めてきたケイシー・カーン。カーンの後には3位にジミー・ジョンソン、4位にマーティン・トゥルエクス、5位にクリント・ボウヤーが続いた。

この勝利はケンゼスにとってカンザスでの2回目の勝利で、今季2度目、そして彼のキャリアにおいて26度目のものとなる。

「それはまるでイス取りゲームのようだった。音楽がとまった時に、イスの前にいなければならない。我々の車はクリーンなエア(前方に車が無い)でとても速かった。ダーティなエア(前方が混雑)でそれなりの走りをしたが、全てのドライバーをキャッチしてパスするには不十分だった。有難いことに、幾つかのクレイジーに素晴らしいリスタートのチャンスを生かすことができて順位を取り戻し、そして元のポジションに戻ることができた。」とケンゼスは語った。

尚、注目の女性ドライバー、ダニカ・パトリックは25位からのスタートで、25位のフィニッシュに終わった。

NASCARスプリントカップシリーズ第8戦 - STP400(トップ10)

1.マット・ケンゼス(トヨタ)
2.ケイシー・カーン(シボレー)
3.ジミー・ジョンソン(シボレー)
4.マーティン・トゥルエクス(トヨタ)
5.クリント・ボウヤー(トヨタ)
6.ブラッド・ケセロウスキー(フォード)
7.ジェイミー・ マクマーレイ(シボレー)
8.アリック・アルミロラ(フォード)
9.マーク・マーティン(トヨタ)
10.ポール・メナード(シボレー)

《河村兵衛》

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