クアラルンプール~シンガポー津高速鉄道、スペイン企業が最新車両を提案

鉄道 企業動向

スペインの高速鉄道車両メーカーのタルゴは、クアラルンプール(KL)とシンガポールを結ぶ高速輸送システム(HSR)に最新のタルゴ350「エル・パト」導入を提案している。「エル・パト」は、スペイン語で「アヒル」を意味する。

マリオ・オリオール副会長によると、タルゴの技術は軽量、省電力、扱いやすさで優れており、インフラ整備や運転の資金の削減にもつながる。タルゴの車両は低重心でどんな地形にも対応できるため、インフラ開発コストを最大で7%削減できる。

タルゴは1942年にスペインで設立。フランス、スイス、イタリア、米国などに車両を輸出している。

HSR計画に対しこれまで提案を行っているのは、YTL、UEMグループとアラ・グループのチーム、グローバル・レールとチャイナ・インフラグローバルのチームの3者となっている。

公共陸運委員会(SPAD)のアズミ・アブドル・アジズ最高開発責任者は17日、HSRプロジェクトが今年開始する予定であることを明らかにした。年内に詳細の発表と入札開始の予定だ。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る