クアラルンプール~シンガポー津高速鉄道、スペイン企業が最新車両を提案

鉄道 企業動向

スペインの高速鉄道車両メーカーのタルゴは、クアラルンプール(KL)とシンガポールを結ぶ高速輸送システム(HSR)に最新のタルゴ350「エル・パト」導入を提案している。「エル・パト」は、スペイン語で「アヒル」を意味する。

マリオ・オリオール副会長によると、タルゴの技術は軽量、省電力、扱いやすさで優れており、インフラ整備や運転の資金の削減にもつながる。タルゴの車両は低重心でどんな地形にも対応できるため、インフラ開発コストを最大で7%削減できる。

タルゴは1942年にスペインで設立。フランス、スイス、イタリア、米国などに車両を輸出している。

HSR計画に対しこれまで提案を行っているのは、YTL、UEMグループとアラ・グループのチーム、グローバル・レールとチャイナ・インフラグローバルのチームの3者となっている。

公共陸運委員会(SPAD)のアズミ・アブドル・アジズ最高開発責任者は17日、HSRプロジェクトが今年開始する予定であることを明らかにした。年内に詳細の発表と入札開始の予定だ。

広瀬やよい

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