軽便鉄道シャアラム線、来年にも入札実施か…総工費50~60億リンギ マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア政府は、セランゴール州クラナジャヤークラン港間で軽便鉄道(LRT)の建設を計画しており、公共輸送インフラを所有する国営シャリカ・プラサラナ・ネガラは来年にも入札を行う模様だ。総工費は50~60億リンギと見られている。

第3号線となるシャアラム線は、クラナジャヤからシャアラム・スタジアム、クランを通り、クラン港までを結ぶ。クラン港ではマレー鉄道(KTMB)の駅に直結されると見られている。

公共陸運委員会(SPAD)のアズミ・アブドル・アジズ最高開発責任者はシャアラム線について、全長は20~30キロメートルになることを明らかにした。シャアラムではタウンシップ開発が進められており、人口過密となっており新たなLRTが必要だとコメントした。工事の入札については、アンパン線とクラナジャヤ線の延伸工事を受注した企業も入札が可能だと述べた。しかし、総工費については明言を避けた。

アンパン線とクラナジャヤ線の延伸工事が現在進められている。総工費は70億リンギ。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  6. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  7. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
  8. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  9. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  10. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る